ゴースト/ニューヨークの幻 感想
トータルではマイナスかもしれないが、最終的にはしっかり彼女を守れて良かった。
あらすじを見て彼氏が亡くなって幽霊になる、というストーリーだと知った。
そこから彼女視点でストーリーが進むのかと思っていたが、蓋を開けてみると”幽霊となった彼氏”の視点で物語が描かれていた。
いくつか予想を裏切られて驚いた。
まず、サム(彼氏)が咳をするシーン。ここであらすじから、「恐らく病気で亡くなる」と思っていたが、実際は強盗にあう。
次に強盗に襲われた後にサムが強盗を追いかけるシーン。銃声から「あっ、ここでサムは死ぬんだ」と思ったが駆け出して、「あれ!?モリー(彼女)が死ぬの!?」と思った。
次に伏線だと気が付いて感動したシーン。
まずMACキーとやら(銀行マンじゃないからよく分からない)のやり取り。
次にサムが資金の流れを調査したり、MACキーを変更するシーン。
特に何気なく流してたシーンで驚いた。
他には物語最初の1セント硬貨のシーンが伏線だった時はロマンチックだった。
そして何より殺される前の「言葉で愛してると言っても意味ない」からのラストの「I Love You.」は最高だった。。。
名作と言われている映画は凄い。。。
伏線の貼り方が自然だし、演出が素晴らしい。
サムが霊媒師に乗り移ってモリーと触れ合うシーンで霊媒師ではなく、サムとして触れ合っているのは凄くロマンチックだった。。。